Number_i と IMP. でCDがリリースされました。Apple Music などでの配信も行われていますが、一部の楽曲については配信対象になっていません。CDには入っていますが iPhone などで聴く場合はCDから楽曲を取り込む必要があります。
この記事では Windows とCDドライブが使える方向けの記事です。
必要なもの
- Windows PC
- CDドライブ
- iPhoneとWindows PCを繋げるUSBケーブル
[ご注意]
以降の手順は環境や状況によってはその通りに動いたり予期しない事態になることもありますので、あくまでも自己責任の範疇で行なってください。
- Windows に Apple の iTunes をインストールする
- Microsoft Store を起動します。
- 検索ボックスに itunes と入力して表示された iTunes をインストール ([入手] ボタンを押す) します。
- Microsoft Store なんてわからない、という方は以下の Apple 公式から直接ダウンロードしてインストールしてください。
Apple 公式: https://www.apple.com/jp/itunes/
- iTunes のインストールが終わったら、iTunes を起動して以下の画面にします。
- 上記の画面の状態でCDドライブにCDディスクを挿入します。
CDによっては Gracenote と言う楽曲のアーティスト名やタイトルを管理している会社のデーターベースから、対象のCDの情報を取得する際に候補がいくつかある場合は以下のような表示がされます。
これらの情報は、場合によっては一般ユーザーから報告されたものが利用される場合もありますので、鵜呑みにせずに参考程度に思ってください。ので、ひとまず適当なものを選択して [OK] を押してください。 - 以下のダイアログが表示された場合は手順を簡略化させるため、[はい] を押してください。
- CDの情報が読み込まれると以下の表示になります。この時点ではまだ Windows 環境への楽曲の取り込みは行われていません。
この状態でCDのタイトルなど修正したいものを修正します。
CD全体の共通情報を修正したい場合は [CD情報] ボタンを押して表示される画面で内容を修正します。楽曲ごとに修正したい場合は、曲を選択してマウスの右クリックで表示されるメニューから [曲の情報] を選択して表示される画面で内容を修正します。
上記「No.O -ring-」の場合、念のためアルバムタイトルをアルバムアート取得用に「No.O -ring-」に書き換えています。曲名では、OK ComplexのOKの後ろに半角空白追加、SQUARE_ONEの「_」が変だったので一旦削除して半角のアンダースコアに変更、「i」が小文字のアイではなかったので小文字に変更、Bananaに「 (Take It Lazy)」を追加しています。画像のSquare_Oneが小文字なのは後で気づいて全文字大文字に修正・・。 - CD情報の修正が終わった後は [読み込み] ボタンを押してCDの楽曲を Windows に取り込みます。
以下の画面が表示されますが、読み込み方法は “AAC エンコーダ” になります。
設定は iPhone のストレージの空き容量がカツカツな場合は変更してファイルサイズを小さくできます(音質は落ちる場合があります)。標準で問題ない場合はそのまま [OK] を押して楽曲の取り込みを開始します。
取り込みした曲がおかしい場合は [オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用] をチェックしてみてください。
また、注意点として、CDドライブが外付けの場合で、給電方法がUSBケーブルのみのでACアダプターを使わない場合、電力が足りずに楽曲の読み込みに失敗する場合があります。例えば曲の前半は再生できるけれど、後半から音が鳴らない、など。 - 曲の取り込み中画面は以下のような感じです。曲の取り込みが完了し(緑色のチェックアイコンが全ての曲に表示され) たらCDを取り出して問題ありません。
- CDを取り出した後、[最近追加した項目] を選択し、取り込んだCDアルバムを選択し、マウスの右クリックメニューから [アルバムアートワークを入手] を選択するとアートワークが表示されます。
アートワークが表示されない場合はアルバムのタイトルなどを修正してみてください。多分ですが、Apple Music などに登録されているアルバムタイトルと一致する場合に取得可能になっているかもです。
画像が手元にある場合で、手動でアートワークを設定する場合は、上記メニューの [アルバムの情報] を選択し複数の項目をまとめて編集するモードで、[アートワーク] タブを選択して [アートワークを追加] から手元にある画像ファイルを指定することで更新可能です。
手作業によるアートワーク画像の取得方法は別記事でそのうち書きます。 - CDの取り込みが完了したら、取り込んだ曲を iPhone 側に転送します。この時点でUSBケーブルを使って Windows PC に iPhone を繋げます。
iPhone の接続ができている場合、左の一覧の [デバイス] に iPhone 名が表示され、画面上部 (赤枠部分) にアイコンが表示されます。 - iTunes 上のスマホアイコン (上記の赤枠内のアイコン) をクリックした後に [ミュージック] を選択します。
- 以下の画面が表示される場合は iPhone 上での設定が必要です。以下の画面が表示されていない場合は手順16に進んでください。
- iPhone の設定アプリから [ミュージック] を選択します。
- ミュージックの設定から [ライブラリを同期] をオフにすることで、Windows の iTunes 上でミュージックの同期が可能になります。
[ご注意]
ライブラリの再同期時に場合によっては大量のデータ通信が発生しますので、設定の変更は Wi-Fi に接続している環境で行なってください。念のためミュージック設定内の [モバイルデータ通信] をオフにすることをお勧めします。ミュージック設定内の [モバイルデータ通信] がオフの場合、ミュージックアプリ利用時のモバイル通信データ利用量を抑制することが可能です。 - 以下の画面が表示されますので、画面に表示される注意事項と上記注意事項をお読みの上で問題ない場合は [オフにする] を選択してください。この後の手順で Windows と iPhone の同期完了後に [ライブラリを同期] はオンに戻します。
- iPhone 上で [ライブラリを同期] をオフにした後、Windows 環境に接続されている iPhone からケーブルを一度抜いて、再び接続し直してください。
- 手順9にある iTunes のスマホアイコンを選択して [ミュージック] を選択すると以下の画面が表示されます。
- 同期させたい楽曲のアーティストやアルバムを選択し、[適用] を押すと楽曲の同期が始まります。この時、iPhone 側でパスコードを入力してロック画面を解除して同期が可能な状態にする必要があります。
同期が開始すると、まず iPhone のバックアップ処理から始まり、バックアップ完了後にミュージックの同期が開始されます。
環境によってはバックアップ処理に1時間近くの時間がかかる場合があります。同期が完了するまではUSBケーブルを抜かないでください。 - 同期が完了したら [終了] ボタンを押して iPhone のケーブル接続を外します。
- iPhone 側でミュージックアプリを開き、以下のように「ライブラリ同期はオフです。」と表示されるので、Wi-Fi 接続されていることを確認したのちに [オンにする] をタップして iCloud との同期処理を行なってください。
ミュージックアプリからオンにすることで、手順13で行なった設定アプリのミュージック設定の [ライブラリを同期] オプションも有効になります。設定アプリ経由で有効にしてもらっても同じになります。 - iCloud との同期完了後、Apple Music を利用されている場合、楽曲によっては再ダウンロードが必要なことがありますので、Wi-Fi 接続環境などで再度ダウンロードを行なってください。
以上でCDから取り込んだ音楽を iPhone で聴くことが可能になります。